無料の PhenoAge 計算機
PhenoAge は、いつもの血液検査の9つの数字と年齢から、生物学的年齢を出します。モーガン・レヴィンらが2018年に、アメリカの大人9,926人のデータから作りました [1]。さらに別の11,432人を最長12年追ったところ、実年齢より1歳高く出るごとに、死亡のリスクが9%高くなっていました [2]。
血液検査の結果がすでにあれば無料です。生物学的年齢検査の選び方ガイドでは、最高499ドルする DNA キットと比べています。
必要なもの
9項目のうち8つは、医師がふだんよく出す2つの検査に入っています。CRP はたいてい追加で頼む必要があります。
- 生化学検査(空腹時):アルブミン、クレアチニン、血糖、アルカリホスファターゼ(ALP)。
- 白血球分画つきの血算:リンパ球(%)、平均赤血球容積(MCV)、赤血球分布幅(RDW)、白血球数。
- CRP、炎症の指標。高感度 CRP(hs-CRP)でもかまいません。
各行で、検査結果に書かれている単位を選んでください。CRP が「<0.3」のように基準値未満と書かれていたら、そのまま入力してください。
入力した数字はブラウザの中にとどまります。私たちに送られることも、保存されることもありません。計算機が使われたことだけを数えています。
結果の読み方
健康な人では若く出ます。医師のヒラリー・リンの PhenoAge は、実年齢35.5歳で20.4でした [3]。この式は、1988〜1994年に調査されたアメリカの大人とあなたを比べます。リンの言葉では、「健康で最適化された人は、代謝の不調が広がっている集団を基準にすれば、いつもよい点が出る」。若い数字はよい知らせですが、勲章ではありません。
前の日のかぜ、感染症、きつい運動で CRP と白血球が上がり、それにつれて数字も上がることがあります。体調のよいとき、空腹時に、同じ時間帯に検査してください。
一つの数字はその時点のスナップショットです。同じ検査機関の結果どうしで比べ、1回ではなく3回の結果で流れを見てください。
高い数字は病気ではなく、低い数字は健康のお墨付きでもありません。検査で異常と示された結果は、計算機ではなく医師に相談してください。
仕組み
これはレヴィンの臨床版 PhenoAge の式 [1] で、無料の計算機の多くが使っているものです。9項目と年齢に重みをつけ、10年間の死亡リスクを見積もり、そのリスクを、元の調査で同じリスクになる年齢に置き換えます。
式はアルブミンを g/L、クレアチニンを µmol/L、血糖を mmol/L、CRP を mg/dL で使うので、それ以外の単位はこちらで換算します。気をつけたいのは CRP です。多くの検査機関は mg/L で表示し、これは mg/dL の数字の10倍です。単位を間違えると、結果が約2.4歳動きます。
「数字を動かしたもの」は、各項目を一つずつ、検査の通常範囲の中央の値に入れ替えます:アルブミン 4.25 g/dL、クレアチニン 0.9 mg/dL、血糖 84.5 mg/dL、CRP 1 mg/L、リンパ球 30%、MCV 90 fL、RDW 13%、ALP 95.5 U/L、白血球 7.75 ×10³/µL。入れ替えごとに何年変わるかを示します。これらは目標値ではありません。
参考文献
- Levine ME, Lu AT, Quach A, et al. An epigenetic biomarker of aging for lifespan and healthspan. Aging, 2018. NHANES III の大人9,926人で作った臨床版 PhenoAge、観察研究。 doi:10.18632/aging.101414
- Liu Z, Kuo PL, Horvath S, Crimmins E, Ferrucci L, Levine M. A new aging measure captures morbidity and mortality risk across diverse subpopulations from NHANES IV: a cohort study. PLOS Medicine, 2018. 20〜84歳の大人11,432人と85歳以上の185人、観察研究、最長12.6年。資金は米国立老化研究所。 doi:10.1371/journal.pmed.1002718
- Lin H. Your biological age test might be lying to you. Newsletter, March 23, 2026. newsletter.hillarylinmd.com

